INTERVIEW 安心して働ける会社。他部署や海外拠点と連携し、問題解決ができることにやりがいを感じます。
品質保証
2024年入社
前職ではプラスチック加工の仕事を担当。現在は品質保証課にて、不具合品の調査・分析、報告を行う。顕微鏡を使った細かな作業も多い。「他部署と関わりが多く、ものづくりについて幅広い知識を得られる」。将来は、不具合の未然防止に向けた大規模な仕組みづくりに挑むことが目標。
品質保証
2024年入社
前職ではプラスチック加工の仕事を担当。現在は品質保証課にて、不具合品の調査・分析、報告を行う。顕微鏡を使った細かな作業も多い。「他部署と関わりが多く、ものづくりについて幅広い知識を得られる」。将来は、不具合の未然防止に向けた大規模な仕組みづくりに挑むことが目標。
私がSEMITECに経験者採用で入社したのは、1年前でした。転職しようと考えて、技術系・品質系の職種で将来性の高い企業を探していたとき、有力候補として挙がったのがSEMITECです。海外展開を先駆けて行っており、人材にしっかり投資するところが魅力で、面接の雰囲気がよかったのも決め手となりました。
入社後に驚いたのは、部署内の業務分担が徹底されていたことです。品質保証部には40人ほどが在籍しており、その中で製品を生産する工程内での品質管理、出荷した製品の品質保証など、各々の役割が決まっています。各々やるべきことが明確になっているため、無駄のないオペレーションが確立されているのは素晴らしいと感じました。
品質保証課の主な業務は、出荷した製品の不具合についての調査や分析、お客様対応です。製品自体の知識はもちろん、製品の作り方の理解や、不具合の原因を突き止める能力などが求められます。
業務の流れとしては、返品された製品を受け取って不具合を調査し、調査結果の報告書を作成します。製造過程を知るために生産拠点に調査依頼を出したり、あるいは技術者から話を聞いたりと、業務を進行するためにはさまざまな部署の協力が必要です。関わる部署が多いので、多岐にわたる技術・知見を吸収し、ものづくりに幅広く携われるのが楽しいですね。
不良品が発生したときは、早急に原因を発見して対策をしなければなりません。製品が作られた時点に遡って、工程内や部材などに異常や変化点はなかったか、未出荷の製品は問題ないかを判断し、被害が続かないよう最善を尽くします。
品質保証のやりがいは、海外拠点を含めた各部署と連携し、チームで仕事ができることです。はじめは慣れなかった部署間連携も、入社後4、5ヵ月経った頃から、他部署の方とも気兼ねなく相談できるようになりました。
自分が集めてきた情報や、他部署から得た情報がひとつにまとまって、現象を解明できたときには大きな達成感を覚えます。不良品対応の仕事では、こちらから製造の部署に確認・相談するケースが多いのですが、今後は他部署や海外拠点の困りごとにも協力できるように、知識を深めていきたいです。
部署内でも情報共有は密に行っており、わからないことがあれば、その都度上司からアドバイスをもらっています。コミュニケーションが不可欠な仕事なので、いつもチームで働いているという実感があります。
直近の目標は、現在の業務を一人前にこなせるようになることです。未知の不具合に出会っても、何をすべきかを自分で考えて実行できる主体的な人材をめざしています。
社内には、尊敬できる上司や先輩がたくさんいます。同じ部署はもちろん、他部署にも海外にも目標にできる存在がいるので、いつもよい刺激をもらえる環境です。私はまだ、「この不具合には、こういうアプローチをしよう」といった体系化ができていないのですが、優秀な人は着眼点が鋭く、不具合の原因に気づくのが早いです。技術を使いこなし、限られた時間内で効率よく業務を進める姿に憧れます。
今は上司からアドバイスしてもらっている立場ですが、いずれは他の社員を導けるような存在になりたいですね。将来的には、不具合が発生しないような仕組みづくりや、再発しないための対策のレベルアップに取り組みたいと考えています。
出社
8:30
部内ミーティング
9:00
不具合品の調査
10:00
昼食
12:00
顧客への報告
14:00
再現試験
16:00
退社
17:15
がんばりに対して、適切に評価してもらえるところです。最近では評価制度の改定が検討されており、これまで相対評価だったのが、絶対評価に変わりつつあります。技術者としては、結果だけでなく、試行錯誤する過程や扱う技術レベルも重要な要素だと思うので、個人の努力を見極めようという動きは素晴らしいと思います。
ここ最近、業績は右肩上がりで、どんどん売上も増えています。将来的にも長く安定して働けるのは有難いですね。ただ、仕事が多忙になっている分、人材が追いついていない状態です。今、不具合の対応をしている担当者は数人しかいないので、もう少し人数が増えることを期待しています。人が増えれば、新しい価値観や考え方を取り込むことができますし、会社としてもさらに成長できるのではないかと思います。