INTERVIEW 製造管理の仕事に挑戦できたのは、上司が背中を押してくれたから。技術と人間性を磨き、広い分野で活躍したい。

製造

 2021年入社

工業高校の電子工業科を卒業後、第一志望でSEMITECに入社。製造部の作業者を経て、昨年からは製造工程における管理の仕事をメインに担当する。「同年代と比較すると、自分が多くの経験を積んでいることがわかる」。製造部だけでなく、社内で広く活躍する人材をめざしている。

「地元の会社で、信頼度も高かった」

「地元の会社で、信頼度も高かった」

SEMITECは実家から近くていわゆる地元の会社です。高校では電子工業を学んでおり、就活のときに学校の求人でSEMITECを見つけて「あの会社だ!」とすぐにわかりました。求人の事業内容に「電子部品や温度センサの開発」と書かれていたので、自分が学んできたことを活かせるのではないかと思いました。
何社か候補はあったものの、応募したのはSEMITECだけです。地元の会社であること、土日が休みでプライベートの時間を大事にできること、そして給与水準が高いことが決め手となり、「就職するならここしかない」と感じました。

温度センサは将来的にもニーズがあり、安定した企業ということもポイントでした。私の就活はちょうどコロナ禍の頃で、社会的にも不安定な時期だったので、景気に左右されにくいという点でSEMITECは強いと感じました。

「製造は、社内外の人と連携が必要な部署」

「製造は、社内外の人と連携が必要な部署」

私の仕事は、「ATサーミスタ」と呼ばれる温度センサの製造工程の管理です。具体的には、進捗や歩留まり、設備の確認を行い、設備トラブルの対応や作業者の困りごとを改善する業務となります。設備が不調なときは挽回計画を立て、自分で作業することもあります。

製造部は、人との関わりが多い部署です。品質のことなら品質部署、設計関係のことなら技術者に問い合わせ、納品では物流や調達の部署と連携します。メーカーとの商談や、お客様へ工程案内を行う場面もあり、コミュニケーションが不可欠な職場です。

SEMITECは、部署ごとに大きく雰囲気が異なります。特に製造部は人の行き来が多くて、いつも話し声が飛び交っています。入社当初は他部署も希望していましたが、私はにぎやかな雰囲気が好きなので、今となっては製造部でよかったと感じています。

「検査の工程改善で、月68万円の不要なコストを削減」

「検査の工程改善で、月68万円の不要なコストを削減」

製造には、不良品を検出するための検査工程があります。その一部分で、自動化の仕組みが導入されました。ところが機械の判断は画一的で、人間の目を介せば合格ラインとなる製品も、当初は差し戻しとなっていました。

この課題を解決するために前任者が動いており、私がそれを引き継ぎました。さまざまな部署や技術者に品質改善のご協力をいただき検証を重ねました。その結果、過剰品質で不良品となっていた製品を世に送り出せるようになり、月額68万円の不要なコストを減らすことに成功しました。前任者の取り組みがあってこそですが、自分も役に立てたことが感じられて、自信につながった仕事でした。

今も無駄なコストを減らすために、お金の管理について学んでいます。学習の効果が出るのはこれからですが、生産に貢献したいという気持ちが強いので、今後も新しい取り組みにチャレンジしていきたいです。

「めざすはオールマイティーに活躍する人材」

「めざすはオールマイティーに活躍する人材」

日々の仕事のなかで、「そろそろ設備が老朽化してくるから対策しよう」「自分の後継者を育成しなくては」など、やるべきことが頭に浮かんできます。いつも考えているのは、「この会社に自分は何を残せるのか」。今は仕事が忙しく、自分の時間を持つことができないので、もう少し余裕ができたら、より深い製造の知識習得や技術の勉強に取り組みたいです。

今後は、どこの部署でも活躍できる人材になりたいです。ひとつの部署で輝くのではなく、広いフィールドで実績を残したい。そういう「すごい人」は、きっと人間性も高いはずです。私はずっと、感情のコントロールが苦手だったので、どんなときでも冷静に対応できるようになることが目標です。技術や知識はもちろんのこと、自分自身の内面も磨いていきたいですね。

1日のスケジュール

出社

8:30

夜勤からの
引継ぎ確認

9:00

部署ミーティング

10:00

設備の不具合確認

11:00

昼食

12:00

標準書等の改定

14:00

設備の補修

16:00

退社

17:15

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若手のうちから、いろいろなことにチャレンジさせてもらえるところです。私の場合、最初に製造管理の話を受けたとき、「自分に務まるわけがない」と逃げ腰でしたが、上司から「まずはやってみて、わからなかったら聞いてくれればいい。できないことを無理にする必要はないよ」といってもらい、挑戦することにしました。いざやってみると、勉強したことが自分のスキルにつながり、今では製造管理の仕事に挑戦して本当によかったと感じています。

人間関係がいいのも、SEMITECの魅力です。困ったときは周りを頼りにすることもあり、フランクに会話ができます。上司に「ちょっと聞いてくださいよ」といって、話を聞いてもらうこともありますね。風通しのよさが、若手が活躍できる社風につながっています。

募集要項

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