INTERVIEW 物流・海外品質・営業の3部署を経験。上司に恵まれ、入社5年でキャリアの幅が大きく広がりました。
営業
2021年入社
物流、海外品質、営業と、入社5年で3部署を経験。カンボジア出向中は監査業務も経験し、ほぼすべての海外の生産工場を訪問するなど多様な経験を積む。将来は再び海外拠点での勤務を希望しており、グローバル人材としての活躍をめざす。
営業
2021年入社
物流、海外品質、営業と、入社5年で3部署を経験。カンボジア出向中は監査業務も経験し、ほぼすべての海外の生産工場を訪問するなど多様な経験を積む。将来は再び海外拠点での勤務を希望しており、グローバル人材としての活躍をめざす。
就職活動では「将来性のある企業」「海外勤務のチャンスがある」「東京で働けること」の3つを重視していました。コロナ禍という不安定な時期だったこともあり、IR資料や数値データをもとに、経営の安定性を細かく確認しながら企業を絞っていきました。その中でSEMITECは、自分の希望条件とマッチしており、かつ社員の人柄もよく、フィーリングが合うと感じて入社を決めました。
入社後は物流を2年担当し、3年目には海外品質管理部としてカンボジアへ出向。現在は、東京本社の営業部門で働いています。入社してわずか5年で、ここまで多様な業務を経験できたことに、自分でも驚いています。環境の変化は大変ですが、その分得られるものも多く、大きな財産となっています。
最初は何もわからない状態でした。物流からの異動だったため、品質管理の知識も全くなく、前任者からの指導を受けながら、製造現場や製品について現場で基礎から学びました。現地スタッフとの意思疎通は、翻訳アプリやジェスチャーが頼り。仕事に慣れるまで1年半程かかり、まさに挑戦の連続でした。どんなことも経験してみなければわからないということを、身をもって知ることができました。
中でも印象的だった経験は、会社の代表として監査対応をしたことです。相手はタイ人のお客様で、英語を交えながら製造工程と管理項目の説明を行うというプレッシャーの大きい仕事でした。当日は、お客様から飛び交う質問事項に対して臨機応変に対応し、緊張感に押しつぶされそうになりながらも、工場の皆さんと協力しながら無事に乗り越える事ができました。今思えば、社会人として最もチャレンジングな出来事だったと思います。
カンボジアに出向しているとき、上司の提案で海外拠点(フィリピン・インド・中国・ベトナム)の視察に行くことができました。それぞれの工場に1週間ほど滞在し、製品や設備、デジタル化の進み具合、現場の雰囲気などを学びました。日本の千葉工場とも異なる点が多く、非常に刺激的な時間でした。海外品質管理部では、現地の人とのコミュニケーションも仕事を進める上で重要な要素だったため、実際に交流して関係性を作っておくことはとても大切です。
このような経験ができたのは、上司や管理職の方々が、若手の私に成長のチャンスを与えてくれたからです。当時、海外出向や海外拠点の視察は、課長や部長クラスの業務の印象でしたが、入社して間もない私に任せてもらえたことに、今は感謝と誇りを感じています。
当時から、「営業がしたい」「海外に関わりたい」と口にしていましたが、自分の想いを発信していたから、チャンスが巡ってきたのだと思います。当社は若手にも挑戦の機会が多く、やりたいことを素直に伝え続けていれば、必ず誰かが背中を押してくれるはずです。
現在は、東日本エリアの産業機器メーカーを担当する営業職として、本社で勤務しています。物流時代から営業を希望していたので、念願が叶った形ですが、カンボジアの仕事が楽しくなってきたころの異動だったので、名残惜しくもあります。とはいえ、どの仕事もやってみないとわからない。今は営業の面白さを実感できるよう、全力で取り組んでいます。
カンボジアでの経験は忘れがたく、将来的には再び海外拠点で働きたいという目標があります。国や地域によって人柄や文化、考え方が異なるので、カンボジアとはまた違う環境で新しい経験を積みたいですね。そのためにも、まずは今の営業部署でやるべきことを全うし、日々邁進したいと思います。
出社
8:30
ミーティング
9:00
顧客訪問
10:00
昼食
12:00
顧客訪問
13:00
帰社 メール対応、
見積書作成など
事務処理
16:00
退社
17:15
人が温かいところと、若手にも積極的にチャンスを与えてくれる社風が好きです。異動のたびに未経験の仕事を任されましたが、どの部署でも先輩や上司が丁寧に指導してくれました。新しい環境に飛び込むことは刺激的で、多くの学びと成長の機会を与えてくれる会社に感謝しています。
尊敬できる上司や先輩もたくさんいます。
中でも、インド工場の副社長には入社当時からお世話になっており、社会人としてのマナーや人との関わり方を教えてもらいました。今でも連絡を取り合い、時間が合えば一緒に食事を楽しむこともあります。また、カンボジアで根気強く指導してくれた前任者の方も、私を一から育ててくれた大恩人になります。
多くの人に支えてもらった分、これからは自分が後輩をサポートする番だと思っています。こうした助け合いが、社員の人柄の良さや、風通しのよい社風にもつながっているのだと感じています。